勝利の女神

パチスロに興じてはや18年。

麻雀に至っては20年という歳月が流れた。

これだけ長い時間を費やしてなお、飽きが来ないのはパチスロも麻雀も恐らくまだほんの数パーセントしかその深みに触れられていないからであろう。

 

何年やっても上手くならず、何年やってもゴールテープを切るどころか見えもしない。

 

あるレベルまでは勝つ事は出来るようになったものの、その先がまだ漆黒の如く深く終わりが見えない。

まぁだからこそこれだけ好きなんだろうけど。

 

数を扱う勝負というのは突き詰めれば確率論で、構築されたロジックから平均的勝利を導き出すのがベースなんだろうけど、これだけでは説明がつかないから面白い。

 

論理的勝利を推奨する人は多数いて、その全ては理論で片付けられると述べる方も多々いるとは思うけど、ワタクシは流れだったり相性だったり、所謂オカルト的な要素がどうしても否定出来ないと思う。

勝つ事の大前提はロジックなのだけれど、その先にある物こそがむしろ本質ではないかと。

 

前置きは以上で今現在の自分の勝負勘に驚かされる。

つい先日までは負けに次ぐ負けで全てを破壊してやろうかと思うぐらい危険な衝動を抱えていたにも関わらず、とあるきっかけとともに破竹の連勝。

もはやNタイプと言っても過言ではない直感であったり神懸かった引きであったり。

これだから楽しいし、これだから怖い。

これだけ調子が良くても明日から地獄が始まる可能性だって低くはないのだから。

 

勝利の女神よ。

いい加減我に従え。

面白さも大事だが安定して勝てるならそれに越した事は無い。

明日からもホント頼むぞ。