今年のカープについて6 #カープ
気持ち的には今日の試合は負けてもそれほど痛くはなかったし、むしろ勝ってしまうと少し面白みが薄れてしまうのでそれほど苦では無かったけど、でも内容的には勝てたね。
今日は巨人の方が少しだけ負けられない気持ちと必死さが上だったか。
ホームランの出やすい東京ドームでホームラン絡み4失点のアドゥワはここまでの貢献度で言うなら責められないし、ブレーキになった磯村も同じく今までを見たら責められない。
当然フランスアも同様。
いつも最高のパフォーマンスが出せるわけないし、何より若くて経験も少なめのこの面子をこの程度で責める理由がない。
十分過ぎるほどやってくれてる。
坂本を封じ込めたのは素晴らしかったけど1番起用の亀井と眠れる大砲岡本、ゲレーロに気分良く打たせてしまったのが今後どうなるかが見ものかもしれない。
カープが走るのは嬉しいけど周りがあまりにも張り合い無いとつまらなくなるので総合的な今日の結果は良しとしましょう。
チョーさんがタイムリー打ったのも嬉しいしね。
ただ一つ悩みの種としてはやはり広輔か。
ボールをバットで捉える感覚は戻って来てるし守備もようやっと元の広輔といった感じになってきた。
だけどやっぱりバットに力が伝わって無い。
ワタクシはただの野球好きで専門的な事は分からんのだけど打球がなんとも弱々しく感じる。
インコース攻めでフォームを崩されて踏み込みが甘くなったり体が開いてるんだろうから力が伝わらなかったり外の球に簡単に空振りするのだろうけど。
そのバロメーターの一つとして今シーズンはデッドボールが少ない。
そりゃ当たりたくは無いだろうけど広輔の一つの売りでもあり出塁率の高さの裏付けにもなってた部分なだけにこの数値の少なさは調子の悪さを物語るのかもしれない。
今日の最終打席。
成績だけで言うなら代打でもおかしくない場面。
もっともベンチには守備要員しか残っていなかったけど、仮に代打要員が残っていたとしてもあそこは広輔を打席に立たせていたと思う。
それはやはり連続フルイニング出場というものが付いて回っているから。
この記録の恐ろしいところはあるところまで行くと1度途切れた時点でもう2度と狙えないところにある。
なので慎重な采配が問われるわけだが、今のまだ余裕がある展開なら良いが、これがペナント終盤の大事な場面で訪れた時、一体どういう采配を振るうのだろうか?
プロである以上記録は勲章であるとともにプロである以上与えられるものではなく自ら獲得するものであるべきだと思う。
広輔を下げろと言っているわけではない。
実際問題広輔を代えたところで穴を埋めれる選手はいないし、広輔の全力疾走を見ているともがきながらも手を抜いていないのは伺える。
いつしかの試合で誠也が三盗を決めた試合があったけど、打席の広輔が少しでも打てる確率が上がるように半ば無理やりに決めたものだと思った。
誠也の心意気に感動したし、そこまでしてもらえる広輔の人望がそうさせたのだと思った。
だからこそ頑張れ広輔。
連続フルイニング出場をするのなら結果を残す事が必須。
逆に言うなら今後来る大事な場面までに調子を上げれないのであればベンチは潔く代打を送ろう。
それがプロの世界だと思うから。
そして野球はチームプレーである。
広輔が調子を上げる為の猶予を少しでも伸ばす為にチームが頑張ろう。
大量得点差や負けても大丈夫なぐらいゲーム差に余裕があればチャンスはたくさん与えられる。
そんなチーム一丸となって支え合い優勝する強いカープがワタクシは好きである。